人員削減から感じること

 今日、オムロンが2,000人の人員削減をすると発表していた、40歳以上の社員が対象となるそうだが、オムロンという名の通った会社に入って60歳、65歳まで働けると思っていた人も多いのではないかと思うが、今の時代そう簡単には会社員生活を全うさせてくれないのが現実だと実感した。

 自分は57歳で役職定年を前に転職したが、なかなか厳しいものがあった。この年齢で新しい会社や仲間に打ち解けるには努力がいると痛感した。しかし前職でいろんな資格に挑戦した経験から転職することにそんな勇気がいらなかったようにも思う。

 

 リスキリングのおかげだと思うが、結果的にそうなっただけで人より記憶力などで劣っていることを自覚していたので、大人になってから従事する仕事に関連した知識を得ようと勉強した結果だと思う。

 ただ、周りを見るとあまり勉強をしていないようにも思う時がある。日本の会社がなかなか解雇をしない、あるいはできない会社が多いのかもしれないが、今後はそんなことを言っていられない。優良だと見られている会社から解雇を通知されてから、自分の価値を上げようとしても遅い、若いときから自分の価値を上げておかないと、生きのこることができない時代になっていることをしみじみと感じた。